長く続く子どもの足の痛みをご相談いただきました【歩行ケア使用での症例】

おうちでできる歩行ケアを使ったお子さんの症例

こんにちは。

代表の山岡です。

 

一般的なケガの中でも、多いのが足首の捻挫です。

スポーツの時や、日常生活で足を捻ってしまった経験がある方も多いのではないでしょうか?

実は、昔に足首を捻挫した影響で、身体の歪みや痛みを出すことって結構あるんです。

足は身体の土台ですから、土台が歪めば上に乗っている物がぜんぶに影響受けます。

特に子供の場合、将来的な発育のことを考えても足元をしっかり整えておいてあげることは非常に大切です。

 

本日ご紹介する症例の女の子も、幼稚園の頃に足首を痛めてから、慢性的に足首からすねの痛みに悩まされていました。

 

11歳 女の子 右足首からスネの痛み

幼稚園の頃に右足首を強く痛めてしまったそうです。

それ以来、少し長く走ったり疲れが溜まったりすると、右足首からスネにかけて痛みが出る様になってしまったそうです。

親御さんも、いつかは治るかなと思いつつも、一向に良くなってこないので不安だったことでしょう。

 

早速、姿勢の検査から行いました。

真っ直ぐ立っている様ですが、真ん中の青いラインより、頭が左に寄っています。

おそらく、右足首に問題があるせいで、左足をメインで体重かけるクセがついてしまったのかも知れません。

 

次に片足立ちを見てみましょう。

左足から。

次に右足。

右で立つ時に、右の骨盤が少し右に流れます。

爪先立ちをしてもらいます。

左足は真っ直ぐ上がっていますが、右足はかかとが少し内側を向いています。

これは、足首の捻挫をした後遺症に多い動きで、足首を外側から支えてくれる筋肉がうまく働いていないために起こります。

実際に、筋力を検査するとその部分の筋肉がうまく力が入らない状態でした。

 

こういった場合は、まさにおうちでできる歩行ケアの効果が最大に発揮されます。

履いてもらい、エクササイズを3分ほど行ってからもう一度立ってもらいました。

真ん中の青いラインが、頭の真ん中を通る様になっています。

比較してみましょう。

前後で頭の位置が変わり、治療後は真っ直ぐに立てているのがわかるかと思います。

実際に足首の筋力を検査すると、外側を支える筋肉がしっかり力が入る様になっていました。

おうちでできる歩行ケアでのエクササイズを指導しましたので、これで足首の痛みが解消されていくでしょう。

身体が大きく変化する成長期の前に、足をしっかり治せて良かったです。

引き続き、経過を報告させていただきますね。

 

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