こんにちは。
おうちでできる歩行ケア、代表の山岡です。
スポーツやランニング中に「すねの内側がズキズキ痛む…」という経験はありませんか?
それは「シンスプリント」の可能性があります。
今回は、練習を休めない方におすすめの「シンスプリント対策テーピング法」をご紹介します。こちらの記事で解説している内容をもとに、実際の貼り方や注意点をわかりやすくまとめました。
記事の最後に動画でも解説しています。
シンスプリントとは?
シンスプリントとは、走ったりジャンプしたりする動作の繰り返しによって、すねの内側(脛骨周囲)に炎症が起きて痛みが出る症状です。正式には「脛骨過労性骨膜炎(けいこつかろうせいこつまくえん)」と呼ばれています。

特にランナーや学生アスリートに多く見られる症状ですね。
痛みがあるけれどどうしても運動を続けたいという方には、テーピングでのサポートが有効です。
テーピングに必要なもの
キネシオロジーテープ(伸縮性のあるテープ)を用意してください。
– 35cm:1本
– 30cm:2本
テーピングのやり方
準備
テーピング前に、足の力を完全に抜いた状態にしましょう。筋肉がリラックスした状態で貼ることがポイントです。
1本目(35cm)
手順
1. 足の小指の付け根からテープを貼り始めます
2. 内くるぶしの内側へ向かって、斜めに引っ張りながら貼ります
3. 引っ張る力は、最大の8割程度が目安です
4. かかとを通って前方へ引き、しっかり固定します
2本目(30cm)
手順
1. すねの骨(脛骨)の前方に貼り始めます
2. 内側に巻き込むようにぐるりと一周テープを巻きます
ポイント
この動作で、シンスプリント特有の骨のねじれ(外方向へのねじれ)を補正します。
3本目(30cm)
手順
1. すねの中央部分に貼り始めます
2. 2本目と同様に、内側にぐっと引き込むように貼ります
テーピングのコツと注意点
このテーピングは、内側への引き込みを意識することで、足のねじれを補正し、シンスプリントの負担を軽減します。
長距離を走る方や運動量が多い方は、何度か貼ってみて、自分に合ったテープの強さや角度を見つけると良いでしょう。
ただし、痛みが強く炎症がひどい場合は、テーピングに頼らず休息や医療機関での相談を優先してください。
無理をすると症状が悪化してしまう可能性があります。
【動画】シンスプリント対策テーピング
より効果的な足のケアをお求めの方へ
テーピングと合わせて、足の根本的な改善をお考えの方も多いのではないでしょうか?
実は、シンスプリントの痛みの多くは足の歪みや筋肉バランスの崩れが原因となっています。そこで、自宅でできる効果的な足のケア方法をご提案したいと思います。
現在、おうちでできる歩行ケア事業では「プロジェクト歩行ケア」というものを立ち上げています。全国からたくさんのご質問を日々いただいていますが、直接治療ができるわけではないので、改善に結びつきにくいもどかしさがありました。
そこで、自宅でできる方法は何かないかと考えた結果、履くだけで足の歪みを整え、筋肉バランスを改善する専用ケア商品を開発しました。

「おうちでできる歩行ケア」商品の特徴

履くだけ簡単– 1日5分から始められます
科学的根拠- 解剖学と運動学に基づいた設計
歩行をサポート- 足の機能を整えて快適な歩行を目指します
テーピングと合わせて使用することで、より効果的な足のケアが期待できます。
足の痛みでお悩みの方、根本的な改善をお考えの方は、ぜひ一度お試しください。
記事の下部にも購入リンクを掲載しておりますので、ご活用ください。
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最後に
「シンスプリントをテーピングでサポートしたい」という方にとって、今回ご紹介した方法は非常に実用的です。
ぜひ動画を参考にしながら、無理のない範囲でセルフケアを取り入れてください。
皆さまがすねの痛みから解放され、思いっきりスポーツを楽しめる毎日を送れることを心より願っております。