スポーツやランニング中に「すねの内側がズキズキ痛む…」という経験はありませんか?それは「シンスプリント」の可能性があります。

今回は、練習を休めない方におすすめの「シンスプリント対策テーピング法」をご紹介します。動画の解説に基づいて、実際の貼り方や注意点をわかりやすくまとめました。

■ シンスプリントとは?

シンスプリントは、走ったりジャンプしたりする動作の繰り返しによって、すねの内側(脛骨周囲)に炎症が起きて痛みが出る症状です。特にランナーや学生アスリートに多く見られます。

痛みがあるけれどどうしても運動を続けたいという方には、テーピングでのサポートが有効です。

■ テーピングに必要なもの

  • キネシオロジーテープ(伸縮性のあるテープ)
  • 35cm:1本
  • 30cm:2本

■ テーピングのやり方

【準備】

テーピング前に、足の力を完全に抜いた状態にしましょう。筋肉がリラックスした状態で貼ることがポイントです。

① 1本目(35cm)

  • 足の小指の付け根からテープを貼り始めます。
  • 内くるぶしの内側へ向かって、斜めに引っ張りながら貼ります。
  • 引っ張る力は、最大の8割程度が目安です。
  • かかとを通って前方へ引き、しっかり固定します。

② 2本目(30cm)

  • すねの骨(脛骨)の前方に貼り始めます。
  • 内側に巻き込むようにぐるりと一周テープを巻きます。
  • この動作で、シンスプリント特有の骨のねじれ(外方向)を補正します。

③ 3本目(30cm)

  • すねの中央部分に貼り始めます。
  • ②と同様に、内側にぐっと引き込むように貼ります

■ テーピングのポイントと注意点

このテーピングは、内側への引き込みを意識することで、足のねじれを補正し、シンスプリントの負担を軽減します。

長距離を走る方や運動量が多い方は、何度か貼ってみて、自分に合ったテープの強さや角度を見つけると良いでしょう。

ただし、痛みが強く炎症がひどい場合は、テーピングに頼らず休息や医療機関での相談を優先してください。

■ 解説動画はこちら

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■ まとめ

「シンスプリントをテーピングでサポートしたい」という方にとって、この方法は非常に実用的です。

ぜひ動画を参考にしながら、無理のない範囲でセルフケアを取り入れてください。少しでも痛みの軽減やパフォーマンス維持に役立てば幸いです。