「朝起きて一歩目が痛い」
「かかとや土踏まずのあたりがズキズキする」
そんな症状にお悩みの方は、足底筋膜炎かもしれません。

足底筋膜炎は、足の裏にある膜状の組織(足底筋膜)に炎症が起きることで痛みが出る状態。
長時間の立ち仕事や、運動、歩き方のクセなどが原因となることが多い症状です。

今回は、そんな足底筋膜炎の痛みをやわらげるために、
ご自宅でも簡単にできる「テーピングの方法」をご紹介します。


なぜ足底筋膜炎が起こるのか?

足には、体を支えるための3つのアーチがあります。

  1. 内側縦アーチ(親指側)

  2. 外側縦アーチ(小指側)

  3. 横アーチ(つま先のつけ根の横方向)

この3つのアーチが正しく機能することで、足にかかる体重や衝撃を分散しています。
しかし、長時間の立ちっぱなしや歩きすぎ、運動不足などによってアーチが崩れると、
足底筋膜に過剰な負担がかかり、痛みが出るようになります。

つまり、アーチをサポートしてあげることが、足底筋膜炎の対策としてとても重要なのです。


【動画解説】足底筋膜炎に効く!3本テーピングの貼り方

今回紹介するテーピング法は、3本のテープを使って足裏のアーチを支える方法です。

使うのは、幅5cm×長さ15cmにカットしたテープを3本
動画内では、「Nitto(ニットー)」というメーカーのテープが推奨されています。

▶ 1本目:かかとから親指の付け根へ

足の裏の真ん中から親指のつけ根(母趾球)に向かって、軽く引っ張りながらテープを貼ります。
内側縦アーチをサポートし、土踏まずの沈み込みを防ぐ効果があります。

▶ 2本目:かかとから小指の付け根へ

今度はかかとから小指のつけ根(小趾球)へ、しっかり引っ張って貼ります。
外側縦アーチを支えることで、足全体のバランスを保ちやすくなります。

▶ 3本目:足を横切るように貼る

最後は、親指と小指の付け根の下あたりを横断するようにテープを貼ります。
この横方向の貼り方によって、横アーチの落ち込みを防ぎ、前足部の負担軽減が期待できます。


痛みの緩和と、正しい動作のサポートに

このテーピング方法は、足裏のアーチをサポートすることで、
足底筋膜への負担を軽減し、痛みを和らげる効果が期待できます。

また、足の着き方や体重移動がスムーズになり、
歩く・立つといった日常の動作がぐっとラクになります。

痛みが強いときや、長時間歩く予定があるときには、
このテーピングをあらかじめ行っておくと安心です。


歩行ケアプロソックスとの併用もおすすめ

サンヒルズの「歩行ケアプロソックス」は、足裏のアーチをサポートする設計になっており、
テーピングと同じようなサポート効果が得られると好評です。

普段からプロソックスを履いておくことで、
・テーピングの手間を減らせる
・アーチが常に支えられ、再発予防にもつながる
といったメリットがあります。

日常生活の中で継続的に足を守りたい方には、ぜひ併用をおすすめします。


足裏の“支え”が、痛みを変える

足底筋膜炎の痛みは、放っておいても自然に良くなるものではありません。
早めに対策することで、悪化を防ぎ、快適な生活に近づくことができます。

今回のテーピング法は、道具も簡単、所要時間も短く、
何より「その場で楽になる」と感じる方も多くいらっしゃいます。

ぜひ動画を参考に、今日から試してみてください。
あなたの足も、もっと軽く、もっとラクに動けるようになるはずです。

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