こんにちは。
おうちでできる歩行ケア、代表の山岡です。
「歩くたびに踵がズキッと痛む」
「朝起きて最初の一歩で踵に激痛が走る」
そんな症状でお悩みではありませんか?
このブログでは、歩行時の踵の痛みを和らげるテーピング方法をご紹介します。ご自宅でも簡単にできる方法ですので、ぜひ参考にしてみてください。
記事の最後に動画で解説もしています。
かかとの痛みの原因とは?
歩行時や朝の最初の一歩で踵が痛む場合、以下のような原因が考えられます。
足底腱膜炎(そくていけんまくえん)
かかとの脂肪組織のクッション機能の低下
炎症や衝撃の蓄積
特に、かかとのクッションとなる脂肪が広がってしまっているケースでは、テーピングによってその脂肪を中央に寄せることで、クッション性を取り戻し、痛みの緩和が期待できます。
使用するテーピングの準備
以下のものを準備してください。
・幅5cmのキネシオロジーテープを半分(2.5cm)にカット
・長さ約15cm × 複数本(目安8本)
テーピングの手順
1. 脂肪を寄せる(横方向テープ)
やり方
外くるぶしから内くるぶしに向かってテープを貼ります。かかとの脂肪をキュッと内側に寄せるようにしながら貼るのがポイントです。
手順
1. 足の力を抜いてリラックスした状態にします。
2. 外くるぶしの下あたりからテープを貼り始めます。
3. かかとの脂肪を内側に寄せながら、内くるぶしの方向へテープを引っ張ります。
4. 貼る位置は、くるぶしのやや下あたりまでです。
ポイント
テープの引っ張り具合は全力の8割程度(ギュッと感覚)で貼ります。
脂肪を中央に集めることを意識してください。
2. かかとを取り囲む(縦方向テープ)
やり方
足の裏から足首の前へ向かって斜めにテープを貼ります。これにより、かかと全体をサポートし、衝撃を吸収しやすくなります。
手順
1. 足の裏側からテープを貼り始めます。
2. かかとを包み込むように、足首の前側へ向かって斜めに貼っていきます。
3. 外側から内側へ巻き込むように貼ると効果的です。
ポイント
かかと全体をしっかり覆うように貼ることを意識してください。
3. ずらして重ね貼り
やり方
横方向・縦方向それぞれのテープを、少しずつ位置をずらしながら重ね貼りしていきます。
手順
1. 横方向のテープは脂肪を中央に寄せる意識で、位置を少しずつずらして貼ります。
2. 縦方向のテープは外から内へ巻き込むように、位置をずらして貼ります。
3. それぞれ4本ずつ、合計8本程度を目安に貼っていきます。
4. 完成形
テープを縦・横各4本、合計8本程度貼ると完成です。
貼り終えると、かかと全体を編み目状に覆う形になります。これにより、踏み込んだときの痛みが軽減されることが多いです。
注意点とポイント
テーピングを行う際は、以下の点に注意してください。
貼る前に足の力を抜いておく– リラックスした状態で貼ることが大切です。
テープの引っ張り具合は全力の8割程度– 強すぎると血行不良、弱すぎると効果が出にくくなります。
皮膚トラブルを防ぐため、長時間の貼りっぱなしは避ける – かゆみや赤みが出た場合はすぐに剥がしてください。
痛みが続く場合は専門家に相談– テーピングはあくまで一時的なケア方法です。
動画はこちらから
【動画】歩くと踵が痛い方向けテーピング
より効果的な足のケアをお求めの方へ
テーピングと合わせて、足の根本的な改善をお考えの方も多いのではないでしょうか?
踵の痛みの多くは、足の歪みや筋肉バランスの崩れが原因となっています。そこで、自宅でできる効果的な足のケア方法をご提案したいと思います。
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科学的根拠– 解剖学と運動学に基づいた設計
歩行をサポート – 足の機能を整えて快適な歩行を目指します
テーピングと合わせて使用することで、より効果的な足のケアが期待できます。踵の痛みでお悩みの方、根本的な改善をお考えの方は、ぜひ一度お試しください。
下部にも購入リンクを掲載しておりますので、ご活用ください。
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まとめ
歩行時の踵の痛みに悩む方は、まずこのテーピング方法を試してみてください。
かかとの脂肪を中央に寄せることでクッション性が復活し、痛みが和らぐケースが多く見られます。
毎日のケアで、踵の痛みから解放され、快適に歩ける毎日を取り戻していただけることを願っております。