今回は「足底筋膜炎をストレッチなしで改善するセルフケア」についてご紹介します。

足底筋膜炎とは?

足底筋膜炎は、足の裏にある足底筋膜という組織が炎症を起こし、特にかかと付近に痛みを感じる症状です。
朝起きて最初の一歩や、長時間座った後の立ち上がりで「ズキッ」とくる方が多いです。

一般的にはストレッチやマッサージが推奨されますが、今回の動画ではストレッチをあえてしないアプローチが紹介されています。

なぜストレッチしないの?

足底筋膜炎の原因のひとつは、「足底筋膜が伸びてアーチが崩れてしまっていること」。
つまり、これ以上伸ばすよりも、縮めてサポートすることが必要なケースもあるのです。

意外だけど効果的な2ステップ

① 足裏を縮める(受け身の動作)

足の指と踵を両手で持ち、指先側を踵の方にやさしく近づけるように押します
このとき、足自体に力を入れる必要はなく、完全に受け身の状態でOKです。

目安:30秒間キープ
優しくゆっくりと行うのがポイントです。

② 足裏を自分で縮める(能動的な動作)

今度は足全体をギュッと握るように力を入れ足の裏を小さくまとめるように縮めていきます
初めて行う方は足がつりそうになることがあるので、無理のない範囲で行いましょう。

縦方向だけでなく、斜め方向など、自分が「一番縮む」と感じる方向で調整してください。

目安:30秒間キープ

セルフケアのポイント

  • 毎日継続することが重要です。
  • 痛みがひどい場合や腫れがある場合は専門家に相談しましょう。
  • 痛みの変化を観察しながら、無理のない範囲で実施してください。

まとめ

足底筋膜炎といえば「ストレッチ」が定番と思われがちですが、実はアーチを縮めるアプローチも有効なセルフケア方法です。

足の裏が痛い方は、ぜひ今回の方法を試してみてください。
歩き始めの痛みや張り感が軽くなるかもしれません。

▶ 動画はこちら:https://youtube.com/shorts/j01G78WIbfQ