こんにちは。
おうちでできる歩行ケア、代表の山岡です。
「すねの内側が痛くて走れない」「歩くだけでもズキズキする」
そんな症状がある方は、シンスプリントの可能性があります。
このブログでは、シンスプリント(すねの内側の痛み)に効果的なセルフマッサージ方法をご紹介します。足のねじれを改善することで、走る・歩く際の負担を軽減する効果が期待できますので、ぜひお試しください。
動画でも紹介していますので、そちらもご参考ください。
シンスプリントとは?
シンスプリントとは、すねの内側に沿って痛みが出る症状です。正式には「脛骨過労性骨膜炎(けいこつかろうせいこつまくえん)」と呼ばれ、ランニングやジャンプ動作の繰り返しによって起こります。
特に、走り始めたばかりの方やトレーニング量を急に増やした方に多く見られ、足のねじれが原因となっていることが少なくありません。
炎症を伴っている可能性もあるため、痛みの強い部分には直接マッサージをしないことが大切です。
こちらの動画では、足のねじれを改善してシンスプリントの痛みを和らげる方法を詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。
マッサージ前の注意点
セルフマッサージを始める前に、以下の点に注意してください。
炎症が強く痛みがある部分には直接マッサージをしない
炎症を悪化させてしまうリスクがあるため、痛みの強い場所は避けて行うことが大切です。患部の周辺筋肉をほぐすことで、痛みの緩和が期待できます。
1. すねの内側のマッサージ
やり方
内くるぶしから上に向かって、脛骨(すねの骨)のキワにあるくぼみ部分をマッサージします。筋肉が走っているラインに沿って行うのがポイントです。
後脛骨筋やヒラメ筋が走行している部分で、シンスプリントでは特に負担がかかる場所です。
手順
1. 内くるぶしの上からすねに沿って5分割します。
2. 各ポイントで指を使い、筋肉を骨に押し付けるようにして5秒間キープします。
3. ただ押さえるだけじゃなくて、筋肉自体を内側に捻るようにしていきます。
そうすることで中の筋膜が正常な位置に戻ってくれるので、効果が高まります。
4. 上から下に向かって5箇所を順番に行います。
ポイント
– 骨ではなく、骨の横の柔らかい部分(筋肉)を押すようにしてください。
– 各ポイントで「5秒キープ+内側に回す」を実施しましょう。
– 内側を3セット繰り返すと効果的です。
2. すねの外側のマッサージ
こちらは腓骨筋を含む外側の筋膜を元に戻していきます。
やり方
外くるぶしから膝にかけての外側の筋肉部分を5分割してアプローチします。
手順
1. 外くるぶしから膝にかけて5分割します。
2. 各ポイントで指を使い、筋肉を前方に滑らせるように押します。
3. 力任せに行うのではなく、筋肉の流れを意識して優しくマッサージします。
ポイント
– 筋肉を前方に滑らせるイメージで優しく押しましょう。
– 外側も3セット繰り返すと効果的です。
実施頻度と継続のポイント
おすすめの頻度
– 内側・外側それぞれ3セットずつが理想的
– 1日1回、継続的に行う
継続することで足のねじれが解消され、シンスプリントの症状緩和が期待できます。
【動画】シンスプリントの痛みを和らげるセルフマッサージ
効果を高めるために
– 痛いところを避けて周辺筋肉を丁寧にケアすることが重要です。
– ウォーミングアップ後やお風呂上がりなど、筋肉が温まっているときに行うとより効果的です。
より効果的な足のケアをお求めの方へ
セルフマッサージと合わせて、足の根本的な改善をお考えの方も多いのではないでしょうか?
実は、シンスプリントの痛みの多くは足の歪みや筋肉バランスの崩れが原因となっています。そこで、自宅でできる効果的な足のケア方法をご提案したいと思います。
現在、おうちでできる歩行ケア事業では「プロジェクト歩行ケア」というものを立ち上げています。全国からたくさんのご質問を日々いただいていますが、直接治療ができるわけではないので、改善に結びつきにくいもどかしさがありました。
そこで、自宅でできる方法は何かないかと考えた結果、履くだけで足の歪みを整え、筋肉バランスを改善する専用ケア商品を開発しました。
「おうちでできる歩行ケア」商品の特徴
履くだけ簡単 – 1日5分から始められます
科学的根拠 – 解剖学と運動学に基づいた設計 特許取得済み
歩行をサポート – 足の機能を整えて快適な歩行を目指します
セルフマッサージと合わせて使用することで、より効果的な足のケアが期待できます。足の痛みでお悩みの方、根本的な改善をお考えの方は、ぜひ一度お試しください。
下部にも購入リンクを掲載しておりますので、ご活用ください。
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最後に
シンスプリントの原因となる足のねじれを整えることは、再発防止にもつながります。
まずは今回ご紹介したセルフマッサージから始めて、痛いところを避けて周辺筋肉を丁寧にケアしてみてください。
皆さまがすねの痛みから解放され、快適に走れる・歩ける毎日を送れることを心より願っております。