こんにちは。
おうちでできる歩行ケア、代表の山岡です。
「親指の付け根が痛くて歩きにくい」「ジャンプや踏み込みで足裏に痛みが走る」
そんな症状がある方は、種子骨障害(しゅしこつしょうがい)の可能性があります。
このブログでは、種子骨障害の痛みを自宅で和らげるセルフマッサージ方法をご紹介します。正しいポイントを押すことで痛みの緩和が期待できますので、ぜひお試しください。
種子骨障害とは?
種子骨障害とは、足の親指の付け根(裏側)にある「種子骨」周辺に痛みが出る症状です。
種子骨は米粒のような小さな骨で、親指の曲げ伸ばしをスムーズにする役割を担っています。

特に、ジャンプ・ランニング・踏み込み動作の多い方に起こりやすく、バレエやスポーツをしている方に多く見られます。
炎症を伴っている可能性もあるため、患部をグリグリ強く揉むのはNGです。正しいポイントを優しく押すことで痛みを和らげることが期待できます。
こちらの動画では、この痛みを効果的に和らげる方法を詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。
種子骨障害の痛みを和らげるセルフマッサージ
マッサージする筋肉とポイント
まず初めに押さえておいて欲しいポイントが、痛い場所をグリグリ揉まないことです。
痛みが出ている種子骨周辺は、炎症が起こっており刺激を加えると炎症が悪化する可能性が高いです。
痛い場所は刺激せずに周りの筋肉から調整していきましょう。
種子骨周辺には、主に以下の2つの筋肉があります。
短母趾屈筋(たんぼしくっきん)– 親指を曲げる筋肉

母趾外転筋(ぼしがいてんきん) – 親指を外に開く筋肉
この2つの筋肉をマッサージすることで、痛みの緩和が期待できます。
1. 短母趾屈筋のマッサージ
やり方
このマッサージでは、親指の付け根より下にある短母趾屈筋を優しく押すことで、筋緊張を緩めて痛みを軽減します。
手順
1. 種子骨のある痛い場所より少し下がった位置(足裏中央寄り)を親指で押します。
2. その状態で親指を軽く10回程度動かします。
3. 押す位置を指1本分ずつ下へずらしながら、4ヶ所程度繰り返します。
ポイント
– 痛みが強い場所を無理に押さず、少し離れた場所から始めましょう。
– 短母趾屈筋の柔軟性を高めることで、関節の動きをサポートできます。
2. 母趾外転筋のマッサージ
やり方
親指の横(外側)部分にある母趾外転筋を優しく押すことで、筋肉のバランスを整えます。
手順
1. 親指の横(外側)部分を指で押さえます。
2. そのまま親指を10回ほど動かします。
3. 押す位置を少しずつずらして、4ヶ所程度繰り返しましょう。
ポイント
– 無理に押さず、気持ちいい程度の圧で行うことがポイントです。
– 母趾外転筋の緊張を緩めることで、種子骨への負担を減らせます。
注意点とセルフケアの補足
セルフマッサージの実施目安
– マッサージは1日1〜2回を目安に、症状が落ち着くまで継続しましょう。
– 強く揉みすぎると炎症を悪化させる可能性があるため、優しい圧で行ってください。
根本改善のために
– 足首の柔軟性向上や歩行フォームの見直しも重要です。
– 痛みが強い場合や長引く場合は、専門家に相談してください。
より効果的な足のケアをお求めの方へ
セルフマッサージと合わせて、足の根本的な改善をお考えの方も多いのではないでしょうか?
実は、種子骨の痛みの多くは足の歪みや筋肉バランスの崩れが原因となっています。そこで、自宅でできる効果的な足のケア方法をご提案したいと思います。
現在、おうちでできる歩行ケア事業では「プロジェクト歩行ケア」というものを立ち上げています。全国からたくさんのご質問を日々いただいていますが、直接治療ができるわけではないので、改善に結びつきにくいもどかしさがありました。
そこで、自宅でできる方法は何かないかと考えた結果、履くだけで足の歪みを整え、筋肉バランスを改善する専用ケア商品を開発しました。
種子骨障害にも効果的ですので、ぜひチェックしてみてください。
「おうちでできる歩行ケア」商品の特徴
履くだけ簡単 – 1日5分から始められます
科学的根拠 – 解剖学と運動学に基づいた設計
歩行をサポート – 足の機能を整えて快適な歩行を目指します
セルフマッサージと合わせて使用することで、より効果的な足のケアが期待できます。足の痛みでお悩みの方、根本的な改善をお考えの方は、ぜひ一度お試しください。
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