モートン病による足の痛みに悩まれていませんか?
このブログでは、モートン病の症状を和らげるために効果的なストレッチ方法を2つご紹介します。
動画の内容をもとに、毎日続けやすいセルフケア方法としてまとめました。
【モートン病と「浮き指」について】
モートン病とは、足の指の付け根あたりに痛みやしびれが出る神経障害の一種です。
特に女性に多く、ハイヒールやつま先が細い靴を履く習慣がある方に見られやすい傾向があります。
その原因の一つが「浮き指」です。浮き指とは、歩行時に足の指が地面につかず浮いてしまっている状態のこと。足裏のアーチ構造が崩れ、歩行のバランスが悪くなるため、神経への圧迫が生じやすくなります。
① つま先ストレッチ
浮き指を改善するために、まずはつま先を柔らかくするストレッチから始めましょう。
やり方:
-
足の指を一本ずつつかみ、ゆっくりと曲げます。
-
1本につき3〜5秒かけて、痛くない範囲で丁寧にストレッチしましょう。
-
人差し指は比較的簡単に曲がりますが、中指から小指にかけて硬い場合が多いため、無理をせず優しく行います。
-
毎日継続することで、少しずつ柔軟性が増し、指先の可動域が広がっていきます。
このストレッチによって、足の指の機能が回復し、歩行時の負担を軽減できます。
② 足首ストレッチ(壁ストレッチ)
モートン病の方には、足首の柔軟性が不足している場合も多く見られます。足首の動きが硬いと、つま先への負荷が増えてしまい、痛みを悪化させる可能性があります。
やり方:
-
壁に向かって立ち、両手を壁につけます。
-
片足を後ろに引き、かかとを床につけたまま体を前方に倒して、ふくらはぎを伸ばします。
-
伸ばしている足のアキレス腱からふくらはぎにかけて、しっかりとストレッチされている感覚を感じながら、20〜30秒キープ。
-
反対の足も同様に行います。
このストレッチによって足首が柔らかくなり、歩行時の衝撃をうまく吸収できるようになります。
毎日のケアがカギ
動画でも紹介されている通り、これらのストレッチは毎日行うことで徐々に効果が現れます。継続することで、モートン病の症状が和らぎ、歩くことが楽になったと実感される方も多くいます。
モートン病による足の痛みがつらい方は、ぜひ今日からこのストレッチを試してみてください。
=========================================