「立ち上がるときに膝が痛む」
「歩き始めの一歩がつらい」
そんな膝の悩みを抱えていませんか?
「膝の痛み=年齢のせい」と思われがちですが、
実は関節の“ズレ”が原因であることも少なくありません。
今回は、サンヒルズの「おうちでできる歩行ケア動画」から、
座ったままでできる膝のズレ調整セルフケアをご紹介します。
膝が痛むのは、“関節のズレ”かもしれません
膝関節は、本来なら太ももとすねの骨がスムーズに噛み合って動く構造になっています。
しかし、使いすぎや筋肉のバランスの乱れによって、関節が少しずつズレてしまうことがあります。
これは、例えるなら立て付けの悪くなったドアのような状態。
開け閉めするたびに引っかかる感じがあり、スムーズに動かない。
膝もそれと同じように、「動かすたびに引っかかる」「ズキッと痛む」などの不快感が出てきます。
このズレを戻す鍵になるのが、太ももの裏側にある“ハムストリング”という腱です。
【動画解説】座ったままでできる!膝のズレを整えるセルフケア
今回のケアは椅子に座ったまま、テレビを見ながらでもできる簡単な方法です。
▶ ステップ①:膝の裏の腱を探す
膝を軽く曲げた状態で、両手で膝の裏に手を入れてみてください。
すると、内側と外側に“スジ”のようなものが触れると思います。
これが**ハムストリング(太ももの裏の腱)**です。
▶ ステップ②:腱を押さえて、膝をゆらす
この腱の部分をしっかりと押さえながら、足を軽くブラブラと揺らします。
振り子のように膝から下を10〜15回ほど揺らすことで、
筋肉のこわばりがゆるみ、関節のズレが自然と整っていきます。
▶ ステップ③:押さえる位置をずらして繰り返す
最初に押さえた場所から約5cm上に手の位置をずらし、
もう一度、揺らす動作を繰り返します。
この一連の動作を3セット程度繰り返すと、徐々に膝まわりが軽くなるのを感じられる方が多いです。
無理なく、安全にできるケアだからこそ続けやすい
このセルフケアは、椅子やベッドに座ったまま行えるのが最大のメリット。
とくに、「立っての運動は不安」「膝を曲げるのが怖い」という方でも安心して取り組めます。
ベッドで足が床につかない場合は、足をブラブラと空中で揺らすだけでも十分効果があります。
痛みが強い日、動くのがつらい日でも、
“動かさない”のではなく、“無理のない範囲で調整してあげる”ことが大切です。
歩行ケアプロソックスと組み合わせるとさらに効果的
膝の不調を感じている方には、
「歩行ケアプロソックス」との併用もおすすめです。
足裏のアーチを整え、歩行時のバランスをサポートしてくれるため、
膝関節への負担を自然に軽減してくれます。
セルフケアで関節のズレを調整し、ソックスで日常の負担を予防。
この2つの組み合わせで、膝のコンディションは確実に変わってきます。
膝の痛みは“ズレ”から整える時代へ
これまで「膝の痛み=老化現象」とあきらめていた方にこそ、
今回のセルフケアを試していただきたいと思います。
関節の噛み合わせを少し整えるだけで、
・立ち上がるのがラクになる
・歩くときの痛みが減る
・階段の上り下りが怖くなくなる
といった嬉しい変化が期待できます。
まずは今日、椅子に座ったまま試してみてください。
あなたの膝も、きっと軽くなるはずです。
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