内反小趾のテーピング、ただ広げるだけになっていませんか?

山岡洋祐

こんにちは。 おうちでできる歩行ケア、代表の山岡です。

足の小指、靴を脱いだときに見てみると、なんだか内側を向いてしまっている。

爪が外側に向いていて、隣の指に押されているような形になっている。

そんなお悩み、ありませんか?

これはいわゆる内反小趾(ないはんしょうし)と呼ばれる状態です。

テーピングで対処しようとされる方も多いのですが、実はここで多くの方がやってしまいがちな「もったいないやり方」があるんです。

今日はそのお話をさせてください。

なお、今回の内容は動画でも詳しくご紹介しています。

実際の貼り方の手順は、文章よりも動画のほうがわかりやすい部分もありますので、記事の最後の動画もあわせてご覧いただければと思います。

「ひっついた指を広げるだけ」では足りない理由

内反小趾のテーピングというと、隣の指とくっついてしまった小指を、ただ外側へ広げる。そういうイメージを持たれている方が多いのではないでしょうか。

ですが、実はそれだけでは不十分なんです。

内反小趾の小指は、ただ内側に入っているだけではありません。よく見ると、指そのものが内側にねじれていっているんです。

爪が外を向いてしまうような感じ、と言えば伝わるでしょうか。横にずれているだけでなく、回転が加わっている。ここが大事なところなんですね。

ですから、ただ「広げる」だけのテーピングでは、横方向のずれには対応できても、ねじれはそのまま残ってしまいます。

広げると同時に、そのねじれを戻す方向に貼ってあげる。これを意識するだけで、テーピングの意味がぐっと変わってきます。

貼る順番と方向を大事にする

テーピングで意識していただきたいのは、貼る順番と、貼る方向です。なんとなく巻くのではなく、ここを丁寧にやってあげることで仕上がりが変わってきます。

用意するのは、5cm幅のテーピングテープです。一般的なロールタイプのものでかまいません。

これを15cmが1本、10cmが1本。そして10cmのほうは、3等分の細さに切って、そのうちの2本を使います。

2等分だと小指には少し太く、4等分だと細すぎる。3等分くらいがちょうどいい幅なんですね。

1本目は、細いテープを小指の真横に。爪の先のほうからかぶせるようにして、横へ。強さは、たるまない程度で十分です。ぐっと引っ張る必要はなく、軽く乗せるくらいの感覚で大丈夫です。

2本目は、ねじれを戻すための1本です。指の裏側、お腹のほうから貼り始めて、足の甲のほうへ向けて伸ばしていきます。

内側にねじれている指を、元の向きに戻してあげるイメージですね。これもたるまない程度で問題ありません。

最後の3本目は、15cmのテープで足の横アーチを支える1本です。テープを真ん中で割いて粘着面を出し、足裏の親指と小指の出っ張りの少し下あたりへ。

ここは少し引っ張ってもかまいません。ただし足の甲側はほとんど引っ張らず、乗せるだけにしてください。甲側を強く引っ張るとかぶれやすくなってしまうんです。

「貼っている感じがしない」くらいがちょうどいい

ここがいちばんお伝えしたいところかもしれません。

テーピングというと、しっかり固定して、ぐっと指を開かせる。そのほうが効いている気がしますよね。でも実は、無理に指を開かせるような強い貼り方は、かえって足の機能にとって良くないんです。

歩いていても引っ張られている感じがあまりしない。

貼られている感覚はほとんどないけれど、少しだけ指が広がっている。

そのくらいの状態で普段から使っていただくことが大事になってきます。

テープ自体は、痒くなければ2〜3日つけていただいて大丈夫です。夏場など痒くなりそうなときは、1日ごとに張り替えていただければと思います。

動画はこちらから

毎日のことだから、無理なく続けられる方法を

とはいえ、テーピングを毎日きれいに貼り続けるのは、なかなか大変ですよね。

3等分に切って、順番を考えて、方向を意識して。慣れるまでは時間もかかりますし、忙しい朝にこれを続けるのは正直しんどいと思います。

そこで、もっと気軽に毎日のケアを続けていただけるように、当院で開発したのが「おうちでできる歩行ケアプロソックス」です。

このプロソックスは、小指の部分が分離した構造になっています。

靴下を履くだけで、隣の指に押されがちな小指を自然な位置へ導いてくれる。テーピングのように毎回貼る手間がなく、履くだけで日常的なケアができるんですね。

しかも、無理に指を大きく開かせるのではなく、自然と少しだけ広がる。

先ほどお話しした「貼っている感じがしないくらいがちょうどいい」という考え方を、そのまま形にしたものです。実際に使っていただいた方からは、足がラクになった、調子が良くなったというお声もたくさんいただいています。

歩行ケアプロソックスは、サンヒルズの公式サイトのほか、Amazonでも販売中です。

テーピングと組み合わせていただくのもおすすめですし、まずは手軽に始めたいという方は、プロソックスから試していただくのもいいと思います。

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足の小指の悩みは、放っておくとなかなか自然には戻りにくいものです。だからこそ、毎日無理なく続けられるケアを、生活の中に取り入れていただけたらと思っています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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山岡 洋祐
山岡 洋祐
サンヒルズ 代表
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整骨院の知見に基づき歩行をケアするアイテムを開発しています。

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